2019年1月25日金曜日

北海道で思い出したこと

やっと中川の作家を語るターンが回ってきました。

年始に北海道へ行き、ホテルでTVを点けたら
ドラマ「ハッピーリタイアメント」の
再放送を偶然観ることができました。

このドラマは浅田次郎さんの「ハッピーリタイアメント」が
原作となっています。

これを観た私は「ああこの旅行で
'プリズンホテル 冬'を読みたかったな」
と若干後悔しました。

プリズンホテルは春夏秋冬でシリーズ展開されている
浅田次郎さんの代表作のひとつです。

普段からジャンルを気にせず小説を読むので
これが任侠モノというのかどうか判断できませんが
任侠モノに近い何かかと思います。

主人公は若干サイコパスの気がある小説家。
この主人公が気分転換(?)に必ず行くホテルで
起こる事件や人間ドラマが物語の中心です。

小説を読むときのその場の雰囲気を
出来るだけ小説に合わせたい私。
せっかく春夏秋冬でシリーズ展開しているのだから
季節に合わせて旅行先で読みたい。しかし

冒頭で言った通り私は毎回旅先で後悔しています。
…毎回旅行先に本を持っていくのを忘れるので。

いつか旅先で読まれるのを夢見るプリズンホテルシリーズたちの夢がいつか叶いますように。


なかがわ